2016/10/27 22:28

様々な色、形で人々を魅了するガラス。
その起源は古く、4000年以上前のメソポタミアで発明されました。
紀元前1世紀には、今と同じような技術で器などが作られています。

古代の人々の生活の中にあったガラス。
そのガラスが役目を終え、長き時間を地中で過ごします。
ガラス成分のソーダや珪酸分が土中の成分と化学変化を起こすと
表面に美しい虹色の輝きが生まれます。
「銀化」と呼ばれる現象です。

 

ネックレスのトップに使用したのは、ローマ期のボトルの首だった部分。
表面はすりガラスのようですが、内側がうっすらと銀化しています。
その為ほんのりと内側から光がにじみ出るように、上品に輝きます。

 

ローマングラス容器片 +エメラルド ネックレス

こちらのローマングラス、元の器の形は分かりません。

どんな器だったのでしょうね。

銀化が華やかなローマングラスです。

古代の美を鑑賞するだけでなく、身に着けられることも
アンティークビーズアクセサリーの魅力です。
貴方の装いの中に、古代の美を取り入れてみませんか?